④ 「エイジング」 最後にエイジング処理を行います。いわゆる「汚し塗装」です。
鉄が雨や風にさらされ、風化した感じを表現します。
1.汚れを表現する(ウォッシング)1.紙コップの取り皿に、エナメル系塗料のブラック、レッドブラウンと
エナメル系溶剤(うすめ液)を混ぜて泥水っぽい色をつくります
塗料と溶剤の割合は1:5くらい(目分量で良いです)
2.これまでと同じように、全体に塗ります
3.乾いたら綿棒に薄め液を付けて、
先ほど塗った塗料を上から下へ、なぞるように拭き取ります
〈ポイント〉
上から下へ。泥汚れが雨で流れてゆくイメージで拭き取りましょう。
拭き取り加減により汚れ具合が変わりますのでお好みで。
エナメル系塗料を塗った直後

↓
拭き取り後
2.塗装のハゲを表現する(チッピング)エナメル系塗料のガンメタルを紙コップに少し取り、
持ちやすい大きさにちぎったメラニンスポンジに適量付けます。
このスポンジで表面をトントン叩くと、その部分の塗装がハゲたっぽくなります。
〈ポイント〉
角になっている部分や頭の上など、
雨風で塗料がハゲやすい場所を想像しながら汚してみましょう。
ハゲ具合を調節するために、まずは紙コップの表面でトントンして
様子を見てから行うと良いです。

トントンは、楽しい。
3.オイル汚れを表現する紙コップの取り皿に、エナメル系塗料のスモークと薄め液を1:1くらいでとり
細筆で溝になっている部分に流し込むように塗っていきます。
雨だれのように表面につたわせるのも良いです。
乾燥させたら完成です!

おつかれさまでした〜
この方法で色んなものを塗ってみるのも楽しいですよ。
例:日産サニーのプラモデル
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